おはようございます!
鹿児島市下荒田にある鍼灸整骨院nagasakiです!
今回は手首の怪我です!
その中のTFCC損傷という怪我についてです!
TFCC損傷(三角線維軟骨複合体損傷)とは、手首(手関節)の小指側にある三角線維軟骨複合体(TFCC: Triangular Fibrocartilage Complex)に損傷が生じることを指します。TFCCは、手首の安定性を保ち、衝撃を吸収する役割を持つ靭帯や軟骨の集合体です。
原因
TFCC損傷は以下のような原因で発生します。
・転倒時に手をつく(スポーツや日常生活での怪我)
・手首を強く捻る動作(テニス、ゴルフ、野球など)
・加齢による変性(軟骨が摩耗しやすくなる)
・手首を酷使する作業(重いものを繰り返し持つ、手首をひねる動作が多い仕事)
症状
・手首の小指側の痛み
・手首をひねると痛む(ドアノブを回す、瓶のフタを開けるなど)
・手をつくと痛みが強まる
・手首の不安定感や力が入りにくい
・腫れやクリック音(コキッ、パキッという音)
治療方法
軽度の場合(炎症や軽い損傷)
・安静(手首を使わないようにする)
・装具やサポーターの着用
・ 消炎鎮痛剤(湿布や内服薬)
・リハビリ(ストレッチや筋力トレーニング)
重度の場合(靭帯の断裂や変形)
・ステロイド注射(炎症を抑える)
・手術(関節鏡手術)(損傷部位の縫合や切除)
予防策
・無理に手首を捻らない
・スポーツや仕事で手首を酷使する場合はテーピングやサポーターを活用
・前腕の筋力を鍛えて手首への負担を軽減
TFCC損傷は適切な治療とリハビリを行えば回復することが多いですが、放置すると慢性化しやすいため、早めの対応が大切です。
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