おはようございます!
鹿児島市下荒田にある鍼灸整骨院nagasakiです!
今回は腰の回旋運動のお話を少ししたいと思います。
バッティングや投げる時に腰を回せとよく言いますが、
実は腰(腰椎)は回旋する動きが可能ですが、その可動範囲は非常に小さいです。
と言う事は腰はあまり回りません。
腰椎の構造は主に前後の屈伸(曲げ伸ばし)とわずかな側屈(横方向の曲げ)に適しており、回旋の可動域はかなり制限されています。
腰椎全体で約5~10度程度しか回旋できないとされています。
回旋の動作は、体幹の柔軟性を出すために主に胸椎が大きく関与します。胸椎は腰椎に比べて回旋しやすく、上半身をねじる際には胸椎が主な役割を担うため、腰への負担が少なくて済みます。
胸椎の回旋範囲は比較的広く、左右合わせて約30~35度程度とされています。胸椎は12個の椎骨で構成されており、それぞれの椎骨が少しずつ回旋することで、腰椎よりも柔軟に上半身をねじることが可能です。
ただ、胸椎の回旋範囲にも個人差があり、柔軟性や筋力、姿勢などによって変わることがあります。また、胸椎をうまく使って体を回旋することは、腰椎への過剰な負担を避けるためにも本当に重要です。
では腰を回すという表現では胸椎の回旋が大事と分かりましたが、他にもどこが重要かといいますと、股関節になります!
股関節には回旋運動の中にら内旋と外旋に分けられ、比較的大きな可動範囲があります。股関節は球関節であるため、回旋だけでなく多方向に動かせるのが特徴です。
一般的な回旋範囲は以下の通りです。
外旋(足を外側に開く動き): 約45度
内旋(足を内側に向ける動き): 約35度
この回旋動作は、スポーツにおいて重要な役割を果たします。腰にイメージするのではなく回旋運動では胸椎(背中)回旋の動きと股関節の回旋の動きを意識して、腰への負担を軽減するためにも大切です。