野球肘の症状別

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おはようございます!

鹿児島市下荒田にある鍼灸整骨院nagasakiです!

僕の使命は投球動作やストレッチを通じて子供達が怪我で野球を辞めなくすることです!

 

 

今回は野球肘について書きたいと思います!

 

「野球肘(やきゅうひじ)」は、野球など投球動作を繰り返すことで肘関節に過剰な負荷がかかり、さまざまな障害を引き起こす総称です。多く見られる病名を発症の頻度や原因に基づき、以下に挙げます。

1. 離断性骨軟骨炎(りだんせいこつなんこつえん)

• 肘の成長軟骨部がストレスにより損傷し、骨や軟骨の一部が剥がれてしまう状態です。特に10代の投手によく見られ、早期に発見しないと進行することが多く、最も頻繁に診られる野球肘の病名の一つです。

2. 内側側副靱帯損傷

• 肘の内側にある側副靱帯が投球による過度なストレスで損傷することがあり、靱帯が部分的に断裂するケースもあります。成長期に無理な投球を続けると発症しやすく、一般的な野球肘の症例です。こちらがひどくなるとトミージョンという再建手術をします!

3. 肘関節内側上顆炎(ないそくじょうかえん)

• 一般には「リトルリーグエルボー」とも呼ばれ、成長期の選手が投球を繰り返すことで、肘の内側の上顆(じょうか)に炎症や痛みが生じる障害です。発症数も多く、初期にはアイシングや投球制限で回復が期待できますが、放置すると悪化しやすいです。

4. 後方インピンジメント

• 投球動作の終わりに肘を伸ばしきる際、肘の後方にある骨と骨が衝突して痛みが出る状態で、特にリリース時の負荷が関係しています。肘の後方が痛むため、症状の出る頻度は比較的多いです。

5. 関節包炎(かんせつほうえん)

• 肘関節を包む関節包が炎症を起こし、痛みや腫れを伴う症状です。投球動作により繰り返し負荷がかかることで発症し、軽度の野球肘に含まれることが多いです。

これらは成長期の選手に多くみられる野球肘の代表的な病名ですが、予防のために早期の診断とケアが大切です。

当院では痛みの治療はもちろんほとんど場合は投げ方に問題があるケースがあります!

投球動作も一緒に指導させて頂きます!!