おはようございます!
鹿児島市下荒田にある鍼灸整骨院nagasakiです!
今回はテーパリングについてです!
テーパリングとは、トレーニングや運動量を意図的に減らすことで、体を休ませつつ、競技や目標イベントに向けて体力やパフォーマンスを最大化する調整期間を指します。どの競技にも使われてきております。
テーパリングの目的
1.疲労の回復: 長期間のトレーニングで蓄積した疲労を解消し、筋肉や神経系をリフレッシュ。
2.パフォーマンス向上: 体のリカバリーを最適化し、イベント当日にピークパフォーマンスを発揮。
3.精神的なリフレッシュ: トレーニング負荷を減らすことで、集中力や意欲を高める。
テーパリングの基本要素
1. 期間
•一般的に、1~3週間前からテーパリングを開始します。
•短期イベント(5kmランなど): 1週間程度。
•長期イベント(マラソンなど): 2~3週間。
•競技の種類や個人の体力レベルによって調整。
2. トレーニング量の削減
•練習時間や距離を20~50%程度減らします。
•強度(スピードや負荷)は維持することが一般的です。
•量を減らすが、質を保つことがポイント。
•例: ジョギングの距離を減らしても、スピード練習を続ける。
3. 頻度
•トレーニング回数は若干減らすが、完全に休む日を増やしすぎると逆効果。
•毎日軽い運動を行うか、休息日を週1~2日に設定する。
4. リカバリー
•十分な睡眠、栄養補給、ストレッチやマッサージを取り入れて体を整える。
テーパリングの種類
1.リニアテーパリング
•徐々にトレーニング量を一定の割合で減らす方法。
•例: 毎週20%ずつトレーニング量を削減。
2.エクスポネンシャルテーパリング(指数型)
•初期段階でトレーニング量を大幅に減らし、後半は少しずつ減らす方法。
3.ステップテーパリング
•トレーニング量を急激に減らし、そのレベルを一定期間維持。
テーパリング中に注意すべきポイント
1.完全な休養は避ける
•体を動かさない日が続くと、筋力や感覚が鈍る可能性があるため、軽い運動を継続する。
2.栄養管理
•トレーニング量が減少しても、エネルギー補給や栄養素(特に炭水化物)の摂取を怠らない。
•過剰なカロリー摂取は体重増加につながるため注意。
3.過度な運動を避ける
•イベント直前に「少しだけ追い込みたい」という衝動は控える。
4.精神的な準備
•テーパリング期間はトレーニング量が減るため、不安や焦りを感じることがあるが、休養が重要だと理解する。
テーパリングの効果
•研究によると、適切なテーパリングは競技パフォーマンスを2~3%向上させる可能性があるとされています。
•疲労感の軽減、筋力回復、競技前の集中力向上などのメリットが得られます。
まとめ
テーパリングは、トレーニング量を減らしつつ、体と心を最適な状態に整える重要なプロセスです。焦らずに疲労回復を優先し、当日に向けたピークパフォーマンスを目指すことがポイントです。
これが全てでないですが、ぜひ目標期日が決まってるスポーツ
例えば夏の甲子園は8月
インターハイは7月などに向けてテーパリングしてみてはいかがでしょうか??