頭痛の種類

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おはようございます。

鹿児島市下荒田にある鍼灸整骨院nagasakiです!

今回は頭痛についてです!

頭痛にはさまざまな種類があります。肩こりからくる頭痛、神経からくる頭痛それぞれ痛みの場所や特徴、緩和方法が異なるので、以下に主な種類をまとめました。

1. 緊張型頭痛

特徴

・最も一般的な頭痛。

・頭全体が締めつけられるような鈍い痛み。

・肩こりや首のこりが原因になることが多い。

痛みの場所

・頭の両側、後頭部、額、こめかみ周辺。

緩和方法

・温湿布や温かいシャワーで首・肩を温める。

・ストレッチやマッサージで筋肉をほぐす。

・姿勢を正す(長時間のデスクワークなどで前かがみにならない)

・十分な休息をとる。

2. 偏頭痛

特徴

・脈を打つようなズキズキとした痛み。

・光や音に敏感になり、吐き気を伴うこともある。

・ストレス、ホルモンバランス、天候の変化、食事(チョコレート、赤ワインなど)が引き金になる場合がある。

痛みの場所

・片側、または両側のこめかみや目の周辺。

緩和方法

・暗く静かな場所で安静にする。

・ 冷やしたタオルをこめかみに当てる。

・偏頭痛専用の薬(トリプタン系など)を使用する(医師の指示が必要)。

・規則正しい生活を心がける。

3. 群発頭痛

特徴

・非常に激しい痛みが目の奥やその周辺に集中。

・発作的に起こり、数週間~数カ月続くことがある。

・涙や鼻水を伴うことが多い。

痛みの場所

・片側の目の奥、またはその周辺。

緩和方法

・酸素吸入(医師の処方が必要)。

・トリプタン製剤や予防薬(医師の診断が必要)。

・アルコールや喫煙を避ける。

4. 副鼻腔炎(蓄膿症)による頭痛

特徴

・副鼻腔(鼻の奥の空洞)の炎症により生じる。

・ 鼻づまりや発熱を伴う場合がある。

痛みの場所

• 額、頬骨、目の周辺、鼻の付け根。

緩和方法

• 温湿布を鼻や頬に当てる。

• 湿度を保ち、鼻の通りを良くする。

• 副鼻腔炎の治療を受ける(抗生物質や点鼻薬)。

5. 薬物乱用頭痛

特徴

• 頭痛薬の過剰使用によって引き起こされる頭痛。

• 慢性的な頭痛に変化することが多い。

痛みの場所

・頭全体に広がることが多い。

緩和方法

・薬の使用を控え、医師の指導のもと適切な治療を受ける。

6. 後頭神経痛

・突然の鋭い痛みが後頭部や首に走る。

・神経が圧迫されることが原因。

痛みの場所

・後頭部、首の付け根。

緩和方法

・神経ブロック注射(医師に相談)。

・首や肩のストレッチ、マッサージ。

注意事項

頭痛が長期間続く、突然の激しい痛みがある、意識障害や麻痺を伴う場合はすぐに医師に相談してください。